こんにちは、PaPaPin(@papapin_blog)です。
今日はセキスイハイムにて新築をしましたが、まさかの建前で雨に降られたお話をしたいと思います。
ちなみにセキスイハイムの売りとしては、
・完全工場生産による屋内完結
・ユニット工法を用いることで、据え付け上棟が1日で終わる
・上棟日に工場直送の為、天気の読めば雨にあた心配がない
つまりセキスイハイムで新築した場合は「内装が雨に濡れない」ということが、施主にとっては安心できるポイントの一つとなっているのではないでしょうか。しかし、天気ばかりは、自分の意志ではどうしようもありません。その為、怪しい天気の場合「やるか、やらないか」の決断をしなくてはいけない場合があります。
そんなの、違う日にしてもらえば済むんじゃね?
天気が怪しければ先に延ばせばいいじゃん。
という意見も分かりますが、下記に説明しますがセキスイハイムの上棟は日程の再調整がとても難しいです。なので、次の予定日が一か月後なんてザラにあってしまいます。
一か月引き渡しが遅れると、その後の計画に影響が出ますし、なかなかすんなり待てる人は少ないのではないでしょうか。
しかしながら、当日の上棟のスケジュール感や、天気予報の選定など予定日を決めるにあたって分からないことが多いと思います。そのような方の為に、実際に体験した立場から少しでもお役に立てる情報があると思いますで、この記事で紹介させていただきます。
なのでこの記事は、
セキスイハイムで新築し、これから上棟を控えている。
天気が怪しくて、判断の材料が欲しい
この様な方にはとても有意義な内容になっておりますので、ぜひ一読をしてみてください。
建前までの流れ
日程調整
まず肝心の日程調整ですが、セキスイハイムで建築を行う場合着工からある程度のスケジューリングが組まれます。お建前(上棟)の日もセキスイハイムにて指定されることが多いようです。
※ちなみに私は指定日が仏滅でした。。。
その辺の気遣いはあまりないようです。なのでどうしてもお日柄を気にする方はあらかじめ担当者に希望を伝えておきましょう。そうでない限り、建築に支障ない基本的なスケジューリングになります。
セキスイハイムは完全工場生産なので、建前の前日夜に工場を出発して、当日朝にそのまま棟上げを行うようです。つまり、多数のユニットを運搬するために多くのトラックを必要とします。また、実際に組立を行う際に吊り上げるクレーンも特殊車両になりますのでこちらに関しても手配が必要となります。
つまり、日程の再調整をしようとすると、複数台のトラックが確保でき、かつクレーンも手配できる日という事になりますので、これが重なる日はそうそうないと予想できますよね。なので数日後なんて夢のまた夢。。最低でも2週以上は先延ばしになる事を覚悟しましょう。
雨予報の場合
建前当日が雨予報の場合はギリギリまで天気予報とにらめっこして決めるようです。
ちなみにウェザーニュースの雨雲レーダーをみて判断することが多いとのこと。⇩
そして実際に判断を下すのは「現場監督」です。私の場合は、かなり微妙な天気でしたので、ギリギリまで判断に迷っていましたが、予定日三日目に監督から実施予定の連絡をいただきました。
ちなみに当日は小雨の状況でしたが、朝の6時に監督から電話があり、「このくらいの雨では実施したいと思いますが、よろしいですか?」と判断を仰がれましたが、すでに工場は出発しているし、業者さんもいっぱいいるので、ドタキャンの判断をする勇気もなく、実施しました。
建前中の雨!大丈夫なの?
配送の状況は?
ある程度完成された状態で運搬されてくると伺っていたので、
壁紙とかフローリングとか大丈夫なの?
と心配でしたが、まだ内装は手付かずの状況で、石膏ボードのみなのでその辺の心配はないです。ただし石膏ボードは注意が必要で、石膏ボードは壁紙の下地になる部分ですので、多量の水に弱いようです。。。
外壁は完成された状態で運搬されて来ますので、その辺は問題ないかと。
棟上げ中
ユニットを積み上げていくのですが、1階、2階の間には断熱材を詰めたり、配線をしたりします。この作業が地味に長くて、仕方ありませんが、この間は野天の状態になりますので、雨にあたってしまいます。※写真参照⇩
いや、めっちゃ雨かかりますやん!!まだ職人さんがカッパをきて作業するレベルの雨でなかったのが幸いですが、断熱材とか大丈夫かと不安になります。
なので、トラックで運搬してすぐに組み上がるわけではありません。
組み上がり後
実際に小雨の中で建前した中の状況です。
壁や天井は無事ですが、やはり床はびちゃびちゃになりますね。(泣)小雨でもこの状況ですので、雨の場合は覚悟が必要です。やはり雨濃厚の場合は勇気をもって避けた方が無難ですね。
ちなみに屋根がついた後も、ジェットヒーターで乾燥させてくれていましたので、ほっとかれる心配はないですが、数時間程度では乾燥し切らないので数日間換気していただくように依頼しましょう。
ちなみに建前後すぐは形にはなっていますが、中は隙間だらけですので換気を怠らなければ充分かと。
雨に降られた場合の対処は?
マニュアルがある
いかにセキスイハイムといえど天気相手の商売なので、急な雨に降られてしまうこともあります。
なのでその際の社内マニュアルが存在するようで、仕上がりには問題ないようにしてくださるとのことですが、
やっぱり不安だなぁ、、、
と思うのは、至極当然のことですので、数日後に自分の目で現地を確認しましょう。現場監督に依頼すれば、受け入れてくれますので当然の権利と思って依頼してください。
濡れた状況を確認をする
雨に降られてしまった場合、数日間乾燥をするのですが、やっぱり心配ですよね。
なので、監督にお願いして、数日後に中を確認させてもらいましょう。数日後にあらかた乾燥できた状態を確認することで、悪いものは指摘することができます。ちなみに私の場合は断熱材の一部の濡れを確認したので、新品に取り替えてもらう事と石膏ボードの一部を取り外して、通気をよくして、さらに乾燥させる。ことを依頼しました。
これに関しては、雨に降られた場合、絶対に実施してください。
自分の目で確認をすることが一番安心感を得られます。
まとめ
私は雨の中で実施となりましたが、屋根がつくまでにかなり時間かかります。
今回紹介した事例を皆さんの参考にしていただければ幸いです。例え仕上がりに問題ないとしても、なんかモヤモヤします。
でも仕上がりには全く問題ありませんが、気にするタイプの方は避けた方が無難です。
雨っぽい状況であれば断る勇気が必要ですよ!!!
セキスイハイムで建築をすれば、必ず通る道です。引き渡し日を伸ばしたくはない。という事情をお持ちであれば、天気が不安でも決断をしなくてはならないこともあるかもしれません。そのような方のお役にたてれば幸いです。
ぜひ判断の参考にしてください。それでは、さようなら😌