WordPressがWebサイトに必要な管理システムであると分かったところで
この記事ではサイトに必要なウェブサーバについて解説したいと思います。
また、素人が一からサーバを設定することは現実的ではないため、レンタルサーバに焦点を当てて解説したいと思います。
レンタルサーバって何?
ウェブサイトを公開するにあたって、自身でサーバやWordPressをインストールして公開することは可能ですが、管理コストや運用面でのセキュリティなど全てを管理、構築することは相当の知識が必要であり並大抵のことではありません。
それを一手に担ってくれるのがレンタルサーバです。
ありがたいことに国内で借りられるレンタルサーバ会社は、ほとんどがWordPressに対応しており、
より簡単にWordPressを始められるよう設定されているものもあります。
自分の用途にあったレンタルサーバ会社を選定する必要がありますが、特に抑えて頂きたいポイントを下記にまとめます。
レンタルサーバの選び方やポイント
1. SSLへの対応
レンタルサーバ会社を選定するにあたって一番といっても過言ではない重要ポイントは、SSLに対応しているかどうかです。噛み砕いて説明するとSSLとは通信の暗号化です。
皆さんもブログの運営や、ウェブサイト構築の作業を行う際に、出先のカフェで。なんて考えますよね。その際に公共の通信を使うと思いますが、もしSSLに対応しておらず、暗号化せずに通信を行ってしまうと、悪意のあるユーザーに盗聴されるリスクが高まるのです。
サイト構築による盗聴を行われてしまうと、最悪の場合自身のサイトが乗っ取られてしまう可能性があり、せっかく積み上げたブログなどがパァになってしまいます。
また、先を見据えてブログの収益化を考えている人にとっても、Googleの検索エンジンのランキングにも影響があると言われているのでSSLへの対応は必須と言えるでしょう。
2. レンタルサーバの種類
一般的なレンタルサーバ会社から借りられるサーバに関しては、専用サーバと共有サーバがあることを紹介しておきます。
専用サーバとは、字の如くサーバの性能を占有できるので、他のウェブサイトの影響を受けません。つまり常に安定してパフォーマンスが提供できるというメリットがあります。しかし、専用のサーバということもあり、管理、導入コストが高いです。企業ページなどの場合は必要かもしれませんが、個人での運用を考えているのであれば共有サーバで充分でしょう。
対して共有サーバですが、一つのサーバに複数人が割り当てられてる状態です。つまり、他の方の状態によっては、自身のサイトのパフォーマスが低下する恐れがあります。それでも複数人でサーバを共有するので、コストが低く抑えられ、初心者の方でも大きなリスクなく始められます。これから始めるであろう方には、圧倒的に共有サーバで充分だと断言できます。
まとめ
これから自身のウェブサイトや、ブログを開設したい人にとって、サーバが必要であり、レンタルサーバは必要な全てを代行して管理運用してくれるということが分かりましたね。
初心者の方は、初めから高価なサーバを契約するのではなく、安価なものから始めましょう。そうすれば挫折した時のダメージも少なくて済みますしね。
しかしながら、安価といってもSSLに対応しているということが前提にあることを忘れてはいけませんよ!